20世紀始めのペルシャの悪魔本に出てくる星座別の悪魔
イランやその近隣諸国では、古代神秘の伝統の中に悪魔、ジン、邪悪な霊が浸透している。これらは神や悪魔などの絶対的存在を、その絶対性のままに自己自身の内面を通して体験するのに役立っている。
アメリカ、プリンストン大学が所蔵する希少本特別コレクションの中に、20世紀始めのペルシャ(現在のイラン)の魔術や占星術に関する本があり、世にも奇妙な悪魔や異界の生き物の水彩挿絵とともに神秘世界を垣間見ることができる。
1921年にさかのぼる、「Kitāb-i ʻAjāʾib-i makhlūqāt(創造の驚異)」は、魔術や占星術、呪文や護符が網羅された本で、56の悪魔や天使の挿絵つき。文章はアラビア語やペルシャ語でつづられており、星座別の悪魔が描かれている。
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Source: カラパイア