プラネット・ナインの正体はブラックホールであるという仮説が提唱される
プラネット・ナインはブラックホールの可能性 image by:Artist’s conception. (M. Weiss)
海王星軌道の外側には、「エッジワース・カイパーベルト」という天体が密集した円盤状の領域がある。そこにある天体の軌道は、なぜだか同じ方向に膨らみ、楕円軌道を描いている。
ここから想定されたのが、「プラネット・ナイン」という大型の天体だ。これが太陽系外縁を公転しているために、その重力によってカイパーベルト天体の軌道に規則性が生じたというのである。
この仮説が提唱されたのは2014年のことだが、プラネット・ナインの発見は困難で、今のところ仮説上の存在にとどまっている。
このほど、プラネット・ナインについて新しい仮説が提唱された。それはこの謎の天体が、じつは「原始ブラックホール」であるというものだ。
続きを読む
Source: カラパイア