心で思い浮かべたイメージを脳で視覚化できない「アファンタジア」の症状を持つ人は他の感覚にも違いがあることが判明
アファンタジア/ Pixabay
昨日の食べた晩ごはんのことを思い出してみよう。もしくは家の玄関に置いてある靴でもいい。頭の中に、料理や靴の形や色合いが浮かんでくるはずだ。
だが、これができない人がいる。毎日使っている者、見ているはずのものなのに、いざ頭の中で思い浮かべようとしても、その色も形状も視覚化できない。この症状は「アファンタジア」と呼ばれ全体の2~5%が当てはまると考えられている。
『Scientific Reports』(6月22日付)に掲載された最新の研究によると、アファンタジアの人は記憶だけでなく、聴覚や触覚、味覚、運動感覚など、他の感覚をイメージする力も弱いことがわかったという。
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Source: カラパイア