オーストラリアで初めて発見された珍恐竜「エラフロサウルス」は肉食から草食へと変化する
オーストラリアで初めて発見された恐竜「エラフロサウルス」復元図 Ruairidh Duncan
オーストラリア、ビクトリア州で発掘されたやたらと首の長い恐竜は、少し変わったヤツだ。
「エラフロサウルス」は、これまでタンザニア・中国・アルゼンチンから3種しか発見されていない珍しい恐竜で、オーストラリアで化石が見つかったのは今回が初めてだと、スウィンバン工科大学(オーストラリア)のステファン・プロパット氏は説明する。
体高は小さなヒクイドリ(1.6~2.0メートル)程度。頭から尻尾の先端まで2メートルあり、短い腕には4本の指が生えていた。
獣脚類に分類されるのだが、このグループは基本的にどの種も肉食である。つまりティラノサウルスやヴェロキラプトルの親戚なのである。そのくせ、大人になると肉食から草食へと食生活を変化させていたかもしれないのだ。
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Source: カラパイア