腸内細菌はどのようにして記憶に影響するのか。その秘密は乳酸菌にあった?(国際研究)
腸内細菌と記憶の関係/iStock
ある国際的な研究チームは腸内細菌と記憶との関係を追っている。彼らによれば、腸内細菌と記憶との関係には、遺伝子や腸内で作られた「乳酸」が関与しているらしい。
記憶と腸内細菌という一見まるで縁のなさそうなものの関係は、ここ数年で大きく関心が高まってきている。これに関するこれまでの研究は、私たちのお腹の中に潜んでいる細菌の中には記憶と関係しているものがあることを示している。
だが今回、パシフィック・ノースウェスト・ナショナル・ラボラトリ(アメリカ)のジャネット・ヤンソン氏らは、その不思議な関係に遺伝子という新しい切り口で迫っている。
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Source: カラパイア