今年最大級の天体ショーと期待されたアトラス彗星、はかなく宇宙に砕け散る
暗いご時世をせめて夜空だけでも明るく照らしてくれるだろうと期待された「アトラス彗星(ATLAS彗星:C/2019 Y4)」だが、そんな願いも虚しく宇宙に散ってしまったようだ。
3月の記事で、5月末には月よりも明るく輝く可能性があるとお伝えしたのだが、ATLAS彗星は近日点に届くどころか、地球の軌道の内側に入り込むことすらなく、核が完全に砕けてしまったとのことだ。
最新の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡によって4月20日と23日に撮影されたもの。パッと見は4、5個に見えるが、実際は30個ほどの断片に砕け、そのまま太陽へと向かっているそうだ。
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Source: カラパイア