氷河の氷が溶けて現れた、バイキング時代の峠道とその遺物(ノルウェー)
氷河が解けて露わとなったバイキング時代の遺物 image by:cambridge
ノルウェーのヨトゥンヘイム山地の標高1800メートル付近にある氷が溶けている。ここはレンドブリーン氷河と呼ばれていて、この千年の間、毎年新たな層が積み重なり、一年じゅう氷に閉ざされている場所だ。
しかし、この20年、地球温暖化のせいか、その氷がゆっくりと溶けている。永久凍土の融解は世界中で起こっているが、レンドブリーン氷河の場合、考古学者にとっては、まるでサンタクロースのような結果をもたらしている。
地表が露わになっていくにつれ、氷の下に埋まっていた宝物級の遺物が次々と姿を現したのだ。それはバイキング時代(800年 – 1050年)の峠道である。
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Source: カラパイア