新型コロナで閉店ラッシュの飲食店 都内も北海道もダメ
新宿区でインバウンド需要を見越したコンセプトバーを経営していた小山昌平さん(仮名・46歳)は、採算の見通しが立たず3月いっぱいで自身の店を畳んだ。
「2月の売り上げは例年のおよそ半分に激減。バイトのコたちには辞めてもらい、少ない正社員でなんとか頑張ろうとしたのですが、3月に入りさらに悪化。事態が収束する気配はなく、首が回らなくなる前に閉店を決めました」
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今後、都内がどんな状況に陥るのか知るためにも、国内で早い段階から感染者が急増し、緊急事態宣言が出された北海道のケースを見てみよう。札幌でジンギスカン店を経営していた米田孝昌さん(仮名・44歳)は、3月14日に3年続いた自身の店を廃業する苦渋の決断を下した。
「2月28日に鈴木直道知事が緊急事態宣言を出してから大きく潮目が変わりました。翌日以降の3日間だけで、予約が200人キャンセルになったんです。それまでは月間500万円を売り上げていたのが、3月に入ってからはなんと8割ダウン。売り上げが1万~2万円しかない日も出てきました」
これが1か月だけなら持ちこたえられたが、コロナの恐ろしいのは終わりが見えないところ。緊急事態宣言が終了した今も、札幌の街に客足は戻っていない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200408-01658010-sspa-soci
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Source: お料理速報