炎の中から2匹の子猫を助け出した勇敢な消防犬、ニップの物語(アメリカ)
New York City Fire Museum
時代は第二次世界大戦前にさかのぼる。アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンのヒックスストリートにある203消防分署には、ニップという消防犬がいた。
1935年2月2日、ニップは8度目になる英雄的な救助活動をやってのけた。その時ニップは12歳。6年間にわたり消防団と共に経験を積んできたベテラン犬だが、唯一苦手なのが猫だった。
だが困っている猫がそこにいるのなら、ニックは命がけで救助にあたる。まだ燃えている建物の中に突入し1匹の子猫を口にくわえて運び出し消防士に託すと、また建物の中に戻っていき、更にもう1匹の子猫を救い出したのだ。
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Source: カラパイア