新型コロナの対応にあたる医療関係者のメンタルヘルスの悪化が顕著に(アメリカ)
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ここ数日というもの、アイリーン・ウォンさんは、スーパーへ買い物に行ったら何も売っていないという夢にうなされて目が覚めているという。
彼女はアメリカ、ペンシルベニア州で働く泌尿器科医で、対岸の火事と思っていたウイルスが、米国内で急激に広がっていることを不安に思っているとこぼす。
「遠くから津波が迫っているのに、自分も家族も守れないという不安や暗い予感があります。感染者数のグラフを見るのは本当に恐ろしいのですが、こうした心配を口にしても、自分の声は誰にも届かないという気持ちになります。」
ウォンさんは集中治療室の手順について復習しているという。彼女が担当する手術のほとんどは緊急性がないので予定が変更され、今後はコロナウイルス感染症に関連する手術の急増が見込まれるからだ。
また、経済的なストレスも感じているという。彼女の収入は5割から7割程度ダウンしてしまったそうだ。
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Source: カラパイア