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天王星の大気がはぎ取られていた。30年前のフライバイのデータで明らかに(NASA)

   

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 1977年に打ち上げられたNASAのボイジャー2号は、今や太陽系から離れ、星間宇宙を旅している。

 だが、30年以上前のまだ太陽系の中を旅していた頃、天王星まで8万キロの上空に接近し、その巨大氷惑星の神秘的な姿を私たちに見せてくれたことがある。
 
 天王星の観測からは、新たに2つの環と、11の衛星が発見されたほか、表面の温度はマイナス178度以下にまで下がることが判明している。

 意外なことに、これ以外にも科学者たちが見逃していたデータがそこにはあったのである。天王星の大気が、磁場構造をともなったプラズマの巨大な泡により流出していたというのだ。
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Source: カラパイア

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