命がけの深海探査。世界初の有人潜水球「バチスフィア」
Hugo Regan/Youtube
潜水球(バチスフィア)は鋼鉄製の球形の深海用潜水装置である。動力は持たず、中に人が入った鉄の球が、ケーブルで海中に吊り下ろされるのみだ。
この有人潜水球はアメリカの発明家、オーティス・バートン(Otis Barton)によって1928年に考案された。
バートンは、1930年6月6日、探検家で博物学者のウィリアム・ビービと共に、世界初の有人潜水に挑み、803フィート(245m)の深度に達した。更に1934、バートンとビービは3028フィート(923m)という潜水深度の世界記録を作った。この記録は15年間、誰にも破られることはなかったという。
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Source: カラパイア