野生のオランウータン、川に入った男性に手を差し出し、救い出そうとする仕草(ボルネオ島)
image credit:anil_t_prabhakar/Instagram
自然界は厳しい。だがその厳しさを知っているから、動物たちは助け合う。特に「群れ」で暮らす動物は利他的な行動をすることで知られており、これは集団内での緊張緩和や他者との協調のために備わった心の機能とされている。
一方オランウータンは、昼間活動する霊長類の中で唯一群れを作らない。木の上で単独で暮らしている「森の住人」だ。
孤独を好む彼らの生態は今だ謎も多いが、同じ霊長目ヒト科である人間に対しては特別な感情を持っているのだろうか?
ボルネオ島で、川に入った人間男性に対し、木から手を差し伸べ、救い出そうとするオランウータンの姿がカメラマンに撮影された。
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Source: カラパイア