本物の毒を分泌する、ヘビの毒腺のミニチュア版の培養に成功(オランダ研究)
ヘビの毒はただ危険なだけではない。ときに命を救う血清をはじめとする薬にもなる。
そんな生と死を司るかのようなヘビ毒だが、手に入れるのはそれなりに手間だ。現時点で、ヘビ毒はその牙から搾り取られている。ヘビに特殊な容器を噛ませ、そこから分泌される毒を回収するのだ。
これは面倒で危険な作業であるし、おそらくヘビにも負担がかかる。しかも得られる毒の量だってそれほど安定していない。
そこでオランダ、ユトレヒト大学の研究グループが考案したのは、もっと楽で安全な方法だ。毒を分泌する毒腺のミニチュア版を培養し、ここから毒を手に入れるのである。
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Source: カラパイア