ネアンデルタール人は海に素潜りし、道具になる完璧な貝を探していた(米研究)
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約40万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したとみられるネアンデルタール人だが、最近の研究によりその秘密が徐々に明らかになりつつある。これまで考えられているよりずっと高度なスキルを持っていたようだ。
その立ち姿は私たちとそれほど変わらず、直立して歩いたことも分かっている。それどころか、ヨーロッパではしばしば海に潜ったりもしていたという。
イタリアにあるネアンデルタール人の遺跡で発見された171点の貝殻を分析したところ、海底で手に入れた貝を道具として利用していたらしいことわかった。それは現生人類(ホモ・サピエンス)がこの地に到着し、漁業を始めるずっと以前のことである。
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Source: カラパイア