過去2世紀に渡り、人間の体温は下がり続けている(米研究)
1860年代から人間の体温が下がり続けているという。
スタンフォード大学の研究グループが各種の健康データを調べたところ、現在のアメリカ人は19世紀の人たちと比べて、体温が下がっていることが判明した。
1851年にドイツの医師カール・ブンダーリッヒによって提唱された平熱は37度である。以来、この説は広く受け入れられ、体調の目安として使われてきた。だが、現代人の平熱は36.5度前後である。その体温は10年ごとに0.03度ずつ下がっているという。
人の体温の平熱は変化し、かつての常識が現実と食い違ってきてしまった。より正確にいえば、人体はこのところ冷たくなってきていることが分かったのだ。
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Source: カラパイア