2600年前に斬首された男性の脳。保存状態は良好(イギリス)※画像あり
Warrenrandalcarr/iStock
人類が鉄を作り、武器をこしらえ始めたおよそ2600年前、ひとりの男が斬首された。その首は粘土質の泥の中に埋まり、2008年にヨーク考古学トラストの研究者が発見するまでずっとそのままだった。
驚いたことにこの男の頭蓋骨の中には、脳がそのまま残っていた。発見場所が、イングランド、ヨーク郊外の村ヘスリントンだったので、これは「ヘスリントンの脳」と呼ばれている。
長い年月のせいで多少縮んではいるものの、保存状態は非常によく、脳組織はほぼ無傷で、脳のトレードマークであるしわや溝ははっきりと残っている。
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Source: カラパイア