カラスは人間の子供と同じくらい自制心があり、目先の欲求を我慢することができる(英研究)
Mabel Amber, still incognito… from Pixabay
お腹がすいている。今すぐにもらえる1杯の牛丼と、1週間後にもらえる和牛ステーキ定食、あなたはどちらを選ぶだろう?
自制心の大切な指標のひとつに、「満足遅延耐性」というものがある。つまり将来得られるだろうもっと大きな満足を手にするため、目の前にある小さな満足をぐっと我慢する能力だ。
子供の自制心を調べるマシュマロ実験によると、人間の子供ではこの満足遅延耐性が3歳から5歳にかけて発達することがわかっている。これは未来を計画する力など、認知能力の発達具合を示すものでもある。
だがその能力は人間だけに備わっているものではない。カレドニアカラスにも目先の欲を我慢する能力が備わっており、満足遅延耐性は人間の子供と同レベルなのだという。
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Source: カラパイア