沈まない船ができるかも?蜘蛛とアリからヒントを得た水に浮く金属が開発される(米研究)
University of Rochester
水より重い物は沈み、軽い物は浮かぶ。一定の体積あたりの重さを密度と言うが、基本的に物の密度が水より大きい場合は沈み、小さい場合は浮かぶのだ。なので水より密度の高い金属は沈んでいくはずなのだが、新たに開発された金属は水に浮くという。
アメリカ・ロチェスター大学の研究グループが開発した水に浮く金属の秘密は、ミズグモやヒアリからヒントを得て作られた超撥水性なのだそうで、無理やり水に沈めても浮かんでくるし、穴をあけたり壊したりしても沈むことはない。
これを使えば、絶対に沈むことのない船や穴があいても沈まないデバイス、あるいは長期間海上に放置されても耐えられる監視機器なんてものが作れるかもしれないそうだ。
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Source: カラパイア