捕食者の存在が獲物集団の健康改善に役立つ可能性が示唆される(米研究)
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ご存じのとおり、自然界には捕食者と獲物がいる。捕食される側にとってみれば捕食者には絶対に出会いたくないところだが、ある意味ではありがたい存在なのかもしれない。
新たな研究によると、野生動物の集団の中で発生した病気の改善には、捕食者が最善の解決策になるかもしれないというのだ。
捕食者は、健康な個体より病気に冒された個体のほうを攻撃する傾向があるという。それが結果的に、捕食集団に恐ろしい病原体が蔓延するのを防ぐことになるという。
捕食者の存在を含めた生物学的な多様性が、もしかすると生物の群れの健康を改善するのに役立つ可能性があるようだ。
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Source: カラパイア