子供の給食費を払わない親たちへの措置として、学校側が子供らにプロムや課外活動参加禁止を発表(アメリカ)
image credit:Food Research & Action Center/Twitter
日本同様、欧米でも学校給食を提供している学校は多い。特に欧米では、自宅からランチを持ってくる生徒と、カフェテリアでランチを食べる生徒に分かれているが、いわゆる学校給食をとるには、親が給食費を支払わなければならないのは日本と同じだ。
しかし、親がその給食費を支払えず、空腹で過ごす子供たちがいる。
アメリカの学校栄養協会(School Nutrition Association)によると、公立学校の学区 (スクール・ディストリクト)の76%が、給食費の支払いが滞っている生徒を抱えているという。
親が子供の給食費を支払うことができないとなると、学校によっては子供が温かいランチを口にすることができず、冷たいサンドイッチを食べなければならない。そのような子供たちは学校で嘲笑されるなどの屈辱を受けるだけでなく、いじめの対象にもなりやすい。
近年、各州の学区で給食費を支払えない子供たちへの厳しい措置が物議を醸しているが、このほどニュージャージー州のチェリー・ヒル学区で、給食費を支払わない親の子供に対して、プロムや課外活動などの学校行事への参加を禁じる方針が発表された。
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Source: カラパイア