生命力すごい。外界から完全に隔離されている鉱山の地下2.4キロの水たまりで微生物が生息していた(カナダ)
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地球上の多種多様な生物の中で、どんな場所でも生きられることを何度も証明してきたのは微生物だろう。そして今、さらに新たな証拠が出てきた。
カナダにあるキッドクリーク鉱山の地下2.4キロもの深さのところで生息している微生物が発見されたのだ。この環境には太陽光は一切届かず、新鮮な空気もない外界から隔離された場所である。
これまで、これほど過酷な場所に生物は存在しないと考えられていた。
この深淵には太古からたまっている地下水には硫酸塩が含まれていた。これらの微生物はこの硫酸塩を栄養素にして生きているのではないかと、研究者たちは考えている。彼らは酸素に頼るのではなく、硫酸塩を吸って生きているようだ。
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Source: カラパイア