フランスの小都市がバスの運賃を無料に。車の利用者が減少しCO2排出量が削減。バスの旅を楽しむ人が増加
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フランス北部にある湾岸都市ダンケルク。現在の人口約9万人のこの都市は、第2次世界大戦後に、石油精製所と主要な製鉄所を備えた産業・工業の中心地として発展してきた。
沿岸の大規模な風力発電所などの経済基盤を構築したダンケルクは、市内中心部を環境に優しいグリーン経済の標識にすべく、去年9月1日から新しい取り組みを実施している。
それは、市内と近隣にある複数の街を繋ぐバスの運賃を、全て無料にするというものだ。
この新システムのおかげで、ダンケルクは大きな変化を遂げた。単にバスの利用者が増加しただけでなく、車を運転する住民が減ったことでCO2排出量が削減され、環境にも貢献できるようになったのだ。
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Source: カラパイア