1種類だけじゃなかった。最強の電気を放つ種から最弱の種まで、奥深いデンキウナギの世界。
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南アメリカのアマゾン川、オリノコ川の淡水域には、まるでスタンガンかのように生体発電で獲物を麻痺させる生き物が潜んでいる。にょろっとした長い体のデンキウナギである。
1766年、スウェーデンの動物学者カール・フォン・リンネによって初めてデンキウナギ(Electrophorus electricus)が特定されると、そのショッキングな特性はすぐさま様々な人たちの想像力を大いに刺激した。
これまで、デンキウナギ属(Electrophorus)は1属1種のみが分類されていたが、最近の研究によると、新たに2種のデンキウナギが紹介された。
その種類によって電気の強さは異なるという。ここでは奥深きデンキウナギの世界を見ていこう。
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Source: カラパイア