目に注入すると暗闇が見えるようになるナノ粒子を開発中(米研究)
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夜空に広がる宇宙は、本当は私たちの目に見えているものとはまるで違った姿をしているのかもしれない。なぜって、人間の目で見ることができる光は限られた範囲のものでしかないからだ。
でももしかしたら、近い将来、裸眼であっても赤外線をとらえて、これまではわからなかった宇宙の表情を観察したり、かさばる暗視ゴーグルなしでも暗闇を見通せたりできるようになるかもしれない。
アメリカ化学会の秋季学会で米マサチューセッツ大学医学部のハン・ガン氏らが、研究を続けているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)に関する進捗状況を発表した。
普通は見えない近赤外線が見えるようになるという技術らしく、医療やさまざまな分野での活用に期待が寄せられているようだ。
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Source: カラパイア