空間領域トンネル「ワームホール」を作成するための具体的な手順が物理学者によって公開される
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数千光年という気の遠くなる距離であってすら、一瞬で到達できてしまうワームホール――おそらく宇宙の旅を夢見る人たちにとっては究極の移動手段ではなかろうか?
だが、それを実現するには少々技術的な難題を解決しなければならない。時空に近道を作り出すワームホールは、それはもう不安定なのだ。
このほど『arXiv』(7月29日)に掲載された論文では、かなり安定したワームホールの作り方が紹介されている。
そのワームホールとて結局は崩壊してしまうのだが、少なくともメッセージを、それどころか物体をも送れるかもしれないくらいには開いていてくれるという。
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Source: カラパイア