温暖化の影響で植物が長い眠りから目覚める。イギリスで6000万年ぶりにソテツの雄花と雌花が開花(イギリス)
image credit:ヴェントナー植物園
九州南端や南西諸島に自生するソテツ(Cycas revolta)は、ヤシの木のような葉が特徴的な低木の裸子植物で、日本の固有種だ。
自生の北限は鹿島県の薩摩・大隈半島南端で、暖かい気候を好む。もちろん花を咲かせるのも、基本的に非常に暖かい地域だけでのことだ。
だが今、イングランド南海岸沖に浮かぶワイト島にあるヴェントナー植物園(Ventnor Botanic Garden)では、屋外であるにもかかわらず、トウモロコシにも似たソテツの花がにょっきり姿を現しているのだという。
寒いイギリスで温暖な気候を好むソテツが花を咲かせているということは・・・?どうやらこれは温暖化が着々と進んでいる証拠であるらしい。
続きを読む
Source: カラパイア