母性本能の手がかりが発見され、産後うつなどの精神疾患が緩和できるかもしれない(米研究)
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触れ合うことで分泌される「オキシトシン」は、愛情を深める作用があることから愛情ホルモンや幸せホルモンとして知られている。
愛情ホルモンというだけあって、母性行動や社会行動において大切な役割を担っているホルモンで、女性にはもちろん、男性にだって分泌される素敵な化学物質だ。
今回発表された研究によると、脳内のオキシトシン受容体細胞の発現場所が特定できたという。これまで、特定を試みた研究はたくさんあったが、実際に成功したのは今回が初とだそうだ。
オキシトシンの投与は、不安障害、産後うつ病、自閉症スペクトラム障害などの多くの精神疾患を緩和できるかもしれないとして期待されている。
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Source: カラパイア