チェルノブイリの立ち入り禁止区域内で栽培された穀物を使ったウォッカ「アトミック」が誕生。近々販売予定
image credit:port.ac.uk
チェルノブイリ原子力発電所の原子炉が1986年4月に爆発し、大惨事を引き起こしてから33年。
事故から長い年月が経っても、原子炉の半径約30kmは立ち入り禁止区域に指定されてきたが、現在その区域はアメリカのテレビ番組がきっかけとなって、多くの観光客が訪れるようになった。(関連記事)
そして、今回イギリスの研究者らが立ち入り禁止区域で栽培された小麦と域内の水を原料とするウォッカ「アトミック(Atomik)」を製造したそうだ。
「飲んでも人体に害はない」というチェルノブイリ産ウォッカは、近々観光客を対象に更に生産される予定であり、その利益の75%は被爆地域に還元されることになっているという。
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Source: カラパイア