水中洞窟で発見された氷河期の巨大クマの骨(メキシコ)
Roberto Chavez-Arce
1万年以上前に訪れた最後の氷河期では、北米と南米とを結ぶ”橋”にオオカミのような肉食獣や地球史上最大のクマがうろついていた。
橋――すなわち中米にあるメキシコの水中洞窟の底には、太古の時代の墓場がある。
ここから、大きく顔の短いクマ(Arctotherium wingei)の頭蓋骨、オオカミのようなイヌ(Protocyon troglodytes)の骨、さらにはナマケモノ、バク、サーベルタイガー、クーガー、ゾウに似た動物ゴンフォセレなど、さまざまな骨が発掘されており、中には1万2000年前の人骨すら見つかったという。
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Source: カラパイア