脳は錯視の動きを処理するためフリーズし5ミリ秒の遅れを経験する
image credit:Baingio Pinna/Wikimedia Commons
まず上の画像を見てほしい。中心の黒い点を見つめながら、頭をスクリーンに近づけたり遠ざけたりすると、2つの円は反対方向に回転しているように見える。
これは、イタリア・サッサリ大学のベンジオ・ピンナ博士らによるもので、「ピンナ錯視(見かけの回転錯視)」と呼ばれている。
動きを認知させる錯視に関する神経メカニズムを扱った新たなる研究によると、脳はこうしたタイプの錯視の動きを処理するために、15ミリ秒の遅れを経験するということだ。
この一瞬の間、脳はフリーズしてしまっているという。
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Source: カラパイア