プラセボ(偽薬)は、心理的プラセボ(映像)であっても効果を発揮する。信頼関係と効果説明がカギ(スイス研究)
そのメカニズムは未だ完全解明に至ってはいないが、薬として効く成分が全く入っていない偽物の薬であっても実際に効果があるというプラセボ(偽薬・プラシーボ)効果。
偽薬だから効くはずもないのだが、医師から処方してもらうときに「よく効きますよ」と言われたりすると、不思議と本当に効いてしまうことがある。
では、心理セラピーのかわりに、偽の心理作用(心理プラセボ)を使ったら治療効果があるのか?
スイス・バーゼル大学の研究チームが行った研究によれば、心理プラセボであってもちゃんと効果はあるようだ。
病は気からというが、心理セラピーと心理プラセボ(偽薬)はどちらも心に働きかけるやり方なのだが、似たような効果があるばかりか、背景にあるメカニズムもとても似ているそうだ。
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Source: カラパイア