年収1500万婚活60連敗の女の子(48)「ここまで独身で来たから年収2000万以上の男しか認めない」

ここで、婚活スペシャリストが相談者に質問をする“ヒアリングタイム”がスタートした。博報堂ソロもんLABOリーダーで独身研究家の荒川和久氏が「結婚したい理由は？」と聞くと、Yさんは「フリーランスなので、いつどうなるか分からない。両親も安心させたい。今まで何で思わなかったのか。バカです、バカ。それは本当にバカ。その場が楽しければいい人生をずっと過ごしてきたわけです。それがいけなかったのかな」と勢いよく語る。一旦、司会を務める麒麟・川島が「ちょっと、（スペシャリストが）しゃべる隙だけ与えてもらっていいですか？」と声をかけ、笑いを誘った。

Yさんが登録した婚活サービスは、5万人のネットワークがあり、入会金は20万円。月会費が1万5000円前後。月20人まで『あなたと会ってみたいです、お食事やお茶しませんか』など、コンタクトが取れるという。

3カ月そのサービスを使ってみたところ、Yさんは60連敗。申し込みをしても、実際に会う前に60人にフラれてしまった。

「何も悪いことをしていないのに、本当にあの時だけは『私の何が悪い？』と（思った）。ちゃんと生きてきました、働いて。なのに、何が悪いの私？」と納得のいかない表情のYさん。

Yさんが結婚相手に求める条件は年収最低2000万円（額面で1500万円程度）、年齢はできれば同じくらいの年齢で50〜55歳くらいまで。年収は「私が働けなくなったときに生活できるように、私が会社員時代にいただいていたお給料の倍を」と理由を述べた。

休日は俳優を見に行くために韓国に旅行するなど、年間200万円以上を韓流の趣味につぎ込んでいるというYさん。結婚相手に求める見た目は「正直、韓流スターが好きなので」と希望を語る。

ここで、エッセイストの犬山紙子氏が「年収と韓流感のあるルックス、どちらが大事ですか？」と尋ねると、Yさんは「すっごい……、あ～……」と呟いたきり考え込む。続けて、荒川氏が「逆に、秋葉原系で、アイドルを追っかけている独身男性の活動には理解があったりするんですか？」と聞くと、Yさんは一言も発しないまま考え込んでしまった。

犬山氏が「世帯年収600万円で生活している人はたくさんいますが、2000万円という高い年収を求める理由はなんですか？」と質問すると、Yさんは「この年齢なので今さら生活のレベルを落とすのは結婚する意味がない。今この状況で結婚したい条件を話す時には、年収しかこだわるところがなくなってきている。やっぱり夫婦同士でお金のことで悩みたくない。自分の今までの生活を崩さずに、それ以上と考えるとそうなってしまう」と説明した。

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