大都市の小さなワンルームのアパートでオオカミと同じ部屋に住むロシア人男性
image credit:real_gray_wolf/instagram
そのロシア人男性は狩りに誘われた日、オオカミの子どもに出会った。助けを求めるかのように近づいてきたというオオカミの子どもを家に連れて帰り、育てることにした。
そのオオカミの子はグレイと名付けられた。男性はグレイを深く愛していた。
これまで住んでいたロシア南東部のアストラハンにある家を出なくてはならなくなったときも、大人になった彼を連れて、大都会ヴォルゴグラードのアパートに一緒に引っ越した。
イヴァン・Lとその娘は、グレイと名付けたオオカミと同じ屋根の下に住んで数年になる。もちろん何も問題がなかったわけではない。
オオカミを恐れる住人や近所の人から苦情を言われることもしばしばあったが、イヴァンたちはなんとかうまいこと対処してきた。
イヴァンにとって、愛するグレイのいない生活など想像もできないからだ。
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Source: カラパイア