プラスチックごみの有効活用、リサイクルとは見なされない焼却時の熱回収
そもそも、レジ袋は国内のプラスチック需要の数%程度だ。30年までに25%削減という目標達成には、代替品の開発などで、プラスチック使用量をさらに減らす必要がある。
政府が技術開発を後押しし、新産業の育成につなげてもらいたい。
日本のプラごみの有効利用率は8割を超えるが、その多くを、国際的にはリサイクルとは見なされない焼却時の熱回収が占めている。
環境省は、植物を原料としたバイオマスプラスチック製品を30年までに約200万トン導入する方針も示した。石油由来のプラ製品と異なり、焼却時に二酸化炭素排出はないものとして扱われるからだ。温暖化対策には有効だが、製品すべてを植物由来に置き換えられるわけではない。
焼却に頼らないプラごみの処理体制への転換も、今後の課題だ。
https://mainichi.jp/articles/20181028/ddm/005/070/017000c
こちらもおすすめ
続きを読む
Source: お料理速報