【悲報】アシタカ、サンともカヤともやることやってたwwwwwwww
本当は子供に見せられない『もののけ姫』。無防備なサンとアシタカに何があったのか問われた宮崎駿「わざわざ描かなくてもわかりきってる!」
http://originalnews.nico/144137毎週日曜日、夜8時から生放送中の岡田斗司夫ゼミ。
。実はこの、村の出口でカヤに呼び止められるシーンというのは、そういう意味ではないんですよね。
ここでの描写は、全て“象徴”に過ぎないんですよ。ここが『もののけ姫』を作る時に宮崎駿が取った「必要なことは全て描くけども、わかるようには描かない」という部分なんですね。
村の外れに、夜中、女の子が偲んで会いに来て、そして「自分は生涯、恋をしない」=「貞操の印」というのを男に手渡したわけです。
これ、どういう意味かというと2人は人目を偲んで性交しましたっていう意味なんですね。
だけど、宮崎さんは、そんな直接的な性交シーンを描きたくないので、わざわざ「私はいつまでも貞操を守ります」という言葉と、小刀を渡すことによって、それをメタファーとして表現しているんです。本当は、ここでカヤとアシタカは、人目を偲んで性交している。
だから、カヤの中には、ちゃんとアシタカの血筋が残ることになり、そうやって生まれたカヤとアシタカの子孫たちが、オープニングで映される土面の紋様として“アシタカ王の伝説”を語り伝えていくという話になっているんです。でも、宮崎さんって人一倍恥ずかしがり屋だから、こういうことを誰にでもわかるように描かないんですね。
これとは違う、もう1つ性交にまつわるエピソードが『もののけ姫』の中に入っているんです。
それが、怪我を負い、サンに看病されたアシタカの傷が治って、何日も寝たきりだったところから起きるというシーンです。サンの暮らす岩屋の中で、アシタカは寝ているサンを見つめているんですけど。
この時のサンは、かなり無防備な寝顔で寝ていて、おまけに脚も見えているんですね。
このシーンのコンテを見てピンと来た鈴木敏夫は、「この時点で、2人は性交してますよね?」と聞いたそうなんですよ。宮崎駿って、こういうふうに作品について何かを聞かれた時には「いや違う」とか、「そうです」というふうに、絶対に何か答えるんですけど。
この件に限っては、宮崎駿は一切答えようとしなかったそうです。
そんな話を、鈴木敏夫はすごく嬉しそうにラジオで語っています。ちなみに、その後、鈴木敏夫が問い詰めた結果、宮崎さんは「そんなの、わざわざ描かなくてもわかりきってるじゃないですか!」って言ったそうなんですけど(笑)。
宮崎駿が『もののけ姫』で取った表現技法というのは、こういうものなんですよ。
「女が夜中に男に会いに行った」というだけで、アシタカやカヤの部族では「関係があった」とみなされるわけですね。おまけに、カヤはそこで「私も連れて行って!」とは言わないし、アシタカが出ていくことに関してもグズグズ言わない。
それはなぜかというと既に2人は性交していて、彼女は子供を貰っているからだという意味なんです。アシタカの血筋はこの村に残り、カヤがそれを受け継ぐ。
つまり、宮崎駿に言わせれば「このシーンを見ておいて、そんなこともわからないようなヤツは、そもそも俺の映画はわからねえよ!」ということなんですね。……「そんなもん、わかるはずがあるか!」と(笑)
僕も、この映画が公開した時、何度も映画館で見たけどわからなかったですし、その後、VHSで見てもわからなかったし、DVDで見てもわからなかったです。今回、この企画用にBlu-rayで見た時に、初めて「ああ、そういうことか」ってわかったんですよ。
それも、あらかじめ、鈴木敏夫がラジオで語っていた「サンとアシタカはちゃんと性交している」という話を聞いた上で、このシーンを考えて、やっと気がつくことが出来たんです。
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Source: ラビット速報