火山噴火から着想。ジオエンジニアリングで気温を下げられることが判明。ただし副作用あり(米研究)
人類は、大気汚染とそれによって引き起こされる環境問題に気付くまで、数十年という月日を費やした。
現在、気温上昇による気候変動は着実に悪化している。それに対応すべく生み出されたのがジオエンジニアリング(地球工学)だ。
今回、アメリカ・カリフォルニア大学のバークレー・グローバル・ポリシー研究所が発表した研究によると、大気中に硫化カルボニルを放出することで気温を下げることができることがわかったという。
これは火山噴火により気温が低下したという事例から着想を得たアイディアだ。
ただしこの方法には副作用があるという。局地的な極端な寒冷化が起こり、農業に影響を与えるというのだ。
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Source: カラパイア