シベリアの北極圏、ヤマル半島にある世界最大の自然の冷蔵庫「氷のトンネル」
シベリアの北西部に、北極海に向けて突き出したヤマルという半島がある。「ヤマル」とは、地元の言葉、ネネツ語で「世界の果て」を意味するそうだ。
伝統的なトナカイの遊牧が行われている地域であり、また、数年前には謎の陥没穴も発見されている(関連記事)。
さて、このヤマル半島の付け根付近、オビ川の河口近くにあるのがノヴィ・ポルトという村だ。人口が2千人に満たないこの村の地下には、「世界最大の自然の冷蔵庫」と言われる氷のトンネルがある。
しかし、陥没穴とは違い、このトンネルは人造なのである。実に「冷蔵庫」としての需要を満たすために造られたものなのだ。
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Source: カラパイア