不安障害が親から子へと遺伝するメカニズムのヒントがサルを使った実験で得られる(米研究)
アカゲザルをつかった実験で、不安障害(不安神経症)のリスクを増大させる脳の回路が発見された。
それは親から子に遺伝するもので、人間にも当てはまるのだとすれば、不安神経症の治療における重要な知見となることだろう。
不安障害は過剰な不安により精神と身体に影響を及ぼす精神疾患の一種で、世界で数百万人が罹患していると言われているが、その仕組みはまだ完全に理解されていない。
環境要因と遺伝要因の両方が関係していることは分かっているが、だが遺伝する場合に、それが親から子へ受け継がれる仕組みは分かっていなかった。
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Source: カラパイア