暗い事件が続くけど、それでもまだアメリカには希望がある。アメリカ国内で起きたちょっと10のいい話
19世紀末のドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェは著書『善悪の彼岸』にこんな言葉を残した。
怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ
深淵を覗き込むとき、深淵もまたお前を覗き込む
読む人にとって様々なとらえ方があるがここではこう解釈したい。
この「怪物」は何か?「悪」であるとしよう。悪と戦っているつもりが自分が悪になってしまう。正義を貫いたつもりが、その正義こそが悪となるのだ。
そして深淵は心の闇だ。憎悪や怨恨渦巻くネガティブな闇には人を惹きつける魔力がある。そこに魅入られてしまうと、自分に都合の良いものの見方しかできなくなってしまう。
人間は善と悪を表裏一体に兼ね備えている。相反するようで根源は一緒なのだ。悪いことばかり続いているように見えても、実際には良いことも起きている。
悪いニュースが増えているように見えるが、良いニュースだってもちろんあるわけだ。問題はそのどちらかに目を向けるかだ。
怪物(悪)も深淵(闇)も誰の心の中にもある。知らず知らずに感化され、引きずりこまれないよう、良い側面も平等に見ていくべきだと思うんだ。
ここではアメリカ国内で日常的に起きている良い話をお伝えしよう。
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Source: カラパイア