出社時に酒臭い社員「いる」3割 8割近くは「対策は取っていない」
3割の企業に「出社時に酒臭い社員がいる」。でも8割近くは「対策は取っていない」――。岡山県立大(総社市)の研究者が県内の企業を対象に飲酒・アルコール問題を調べた。国は2014年に「アルコール健康障害対策基本法」を施行したが、地方企業まで浸透していない実態が浮き彫りになった。
県立大の井村圭壮教授(社会福祉学)は、17年1~2月にかけ、「岡山企業年報」(16年版)掲載の県内企業約3500社から600社を無作為に抽出し、質問紙を郵送。36%にあたる218社から有効回答を得た。
「出社時にアルコールの臭いがする社員がいたことがありますか」の問いには30%の企業が「いた」と答えた。一方で対策を取っていると答えたのは25%。「出社時のアルコールチェックをしている」のは24%にとどまった。チェックの実施率は業種差が大きく、運輸業では95%で実施していたが、それ以外の業種では8%にとどまった。
http://www.asahi.com/articles/ASL6C5K4VL6CPPZB00M.html
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Source: お料理速報