月が原因で地球の1日は長くなっている(米研究)
月がゆっくりと私たちから遠ざかるにつれて、地球の1日は長くなっているそうだ。
現在45億歳の月は地球から平均38万5000キロの地点にある。しかし地球と月の間に働く潮汐力のために、年間3.82センチという割合で、ゆっくりと螺旋を描きつつ遠ざかっている。このために地球の自転速度が遅くなる。
米ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームは、天文年代学という新しい統計手法で地球の地質学的過去を探り、歴史を再構築した。
その結果、ちょうど14億年前の月は地球にかなり近い位置にあり、地球の自転も今より速かったことが判明した。当時の地球の1日は18時間程度だったようだ。
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Source: カラパイア