HIKAKINさんが底辺リーマン時代を語る「初任給13万で4年間200円の定食しか食わなかった 牛丼に感動」
――会社以外の時間は、ビートボックスの動画制作にひたすら打ち込んでいた。
そうですね。空いた時間はすべてビートボックスとYouTubeに費やしていました。あとは、貯金をがんばってました。
――貯金ですか? YouTubeだけで食べていくための資金として?
そのころはユーチューバーになるなんて思ってもみませんでした。日本には、まだYouTubeで生計を立てている人はいませんでしたから。
どちらかというとビートボックスのほうで、食べていける道が見つかったら、会社を辞めてそっちにいくお金を持っておきたいとは思っていました。社会人になったころは、本当にお金がなくて。銀行の預金口座も持たず、貯金ゼロ。実家でもらった2万円を握りしめて寮に入って、会社から給料が振り込まれるのを待ちました。
2週間くらいで研修が終わって、手当をもらえたのですが、それまでお金を減らすのが怖かった。値引きシールのついた食パンを買って、実家から持ってきたココアの粉をかけて食べて、なんとかつないでいました(笑)。初任給は13万円くらい。1年目は動画を作るためのビデオとパソコンを買って、あとストリートライブをしたかったのでスピーカーも買って、10万円くらいしか貯金できなかった。
最低限の機材をそろえた翌年は、ひたすら貯めました。朝ごはんは、コンビニの肉まん1個。昼と夜は、社食で一番安い200円の定食と決めていました。冷たいご飯とぬっるい味噌汁におかずの定食を、4年間食べ続けた。
https://r25.jp/article/540712667912251328
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Source: お料理速報