今まだ彼らは生きている。絶滅の危機に瀕した動物たちの写真を撮り続ける写真家
つい先日、世界に1頭だけ生存していたキタシロサイのオス「スーダン」が死亡した。ケニア、オルペジェタ自然保護区で暮らしていたスーダンだが、45歳となり高齢化に伴い体はボロボロ。苦しみの中死を待つばかりだった。
保護区と野生動物当局は安らかに眠らせてあげようと決め、3月19日に安楽死処分となった。同じ保護区にキタシロサイのメスはまだ2頭いるが、オスがいなくなったため、事実上の絶滅となった。最後の望みは保存された遺伝子を利用した体外受精だけである。
そんなニュースでもない限り、絶滅の危機に瀕している動物のことは、自分たちとは遠い謎の存在だと思っているだろう。
だが、そんな絶滅危惧種の動物たちと常に向き合っている写真家がいる。
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Source: カラパイア