新橋の蕎麦屋が見るサラリーマンのランチ 減る昼食代「天ぷらの注文が減った」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000003-withnews-bus_all
忙しく働くサラリーマンにとってつかの間の癒やしであり、午後への活力となるランチ。ただ、約25年で昼食代は2割減り、昼食時間も約5分縮まった。サラリーマンの聖地、東京・新橋で、その胃袋を満たしてきた老舗そば店の店主と、サラリーマンの昼食の「平成30年史」を振り返る。
■天ぷらの注文が・・・
オフィスビルが立ち並び、「ランチ激戦区」の新橋。JR新橋駅前のビルにある立ち食いそば屋「丹波屋」は、正午前になると、最大8人が入れる店内は、スーツ姿のサラリーマンでいっぱいに。一番人気は春菊天そば(380円)だ。創業は1984年。その数年後にバブルが始まり、日本は空前の好景気に沸いた。店主の上田治平さん(81)は、「バブルの頃かな? 景気が良かったころは天ぷらを2つ、3つ入れるお客さんが多かった。でも、いまはほとんどいないね。
健康を考える人が増えたことも影響しているのかなあ」と話す。1991年末にバブル景気が終わった後も、客単価はそれほど変わらなかったという。
上田さんが景気の変化を感じ始めたのは、2000年代に入ってからだ。1990年代は千円札をポンと目の前に置き、おつりの小銭を確認しない人も少なくなかった。それが2000年以降になると、景気が悪くなりお財布事情が厳しいのか、
きちんと小銭を数えて支払う人が増えたという。
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Source: お料理速報