脳を保存して意識をコンピューターにアップロード。電脳化の為の脳保管プロジェクトが開始される。ただし100%致死的
「肉体や脳が機械と交換可能であるならば 人間を人間たらしめているのは”人格”と”記憶”という情報だけです」これは漫画「銃夢」に出てくるディスティ・ノヴァ教授 の言葉である。
実際に人間の意識をコンピューターにアップロードする「脳全体のエミュレーション」はここ数年で大きな脚光を浴びている分野だ。
そんな中、アメリカの「Nectome(ネクトム)」社は、将来的にコンピューターへ意識のアップロードが可能となった時、デジタルの存在として永遠の生命を手に入れる為、脳をまるごと保存するサービスを開始した。
ただしこの保管方法を実施するには”新鮮な脳”が必要となってくる。脳を防腐処理して長期保存させるために、まだ生きている依頼主に保存液を流し込み、冷凍保存させる必要がある。もちろん、その人は100%死に至る。
にもかかわらず、既に25名がそのリストに名を連ねているという。
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Source: カラパイア