アメリカザリガニ、実はカニの味。みんなで茹でてどんどん食べよう!
アメリカザリガニ、実はカニの味 背わた抜けば臭みなし
身近な水場で見つかるアメリカザリガニは外来種だ。魚や虫など在来の生き物を食い荒らす厄介者を、
駆除する試みもある。捕まえるだけでも楽しいけれど、ちょっともったいない。せっかくだから、食べてみませんか?尾の先をちぎり、黒い「背わた」を引き抜く。塩を入れたお湯で数分ゆでると、赤黒い殻が鮮やかな
赤色に変わった。あら熱がとれてから手で殻をむき、尾の部分の身を口に放り込む。臭みはなく、味はエビやカニと
そっくりだ。胸の部分にある「ミソ」をなめてみると、濃厚な風味が鼻に抜けた。素揚げもある。熱したサラダ油で数分、殻がオレンジに近い赤に染まった。こちらも臭みはなく、
もっと香ばしい。鳥取県南部町でも自然観察指導員の桐原真希さん(43)が希少種を守るため、市民と一緒にアメ
リカザリガニを釣って食べる催しを8年ほど続けてきた。
ふつうのエビと同じようにチャーハンやパスタの具などとして使えるという。
「北欧などでは一般的食材。その価値を知った人にどんどん捕まえてもらい、数を減らしたい」アメリカザリガニは春から秋にかけての暖かい時期によく釣れる。捕まえる前には、池や水路の持
ち主、管理者に許可をもらおう。釣りのエサにはスルメのほか魚の切り身など、いろんなものが使える。
釣ったザリガニの殻をその場でむいて、生の身をエサにしてもいい。桐原さんによると、調理前に殻の汚れをシャワーなどで洗い流し、さらに背わたをとれば、泥抜きを
しなくても臭いは気にならなくなる。ただ淡水の生き物に共通の寄生虫がいるため、加熱が必要だ。
7分ほどゆでて背中の殻に白っぽい水玉模様が出てきたら、火が通った合図。素揚げなら、泡が出
てこなくなればOKだという。
http://www.asahi.com/articles/ASK8L56Z7K8LULBJ009.html
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Source: お料理速報