アスペルガー症候群を発症しつつ高校へ進学しなかったコーヒーの天才、毎日11時間焙煎機の前に立つ
中学2年生の時にコーヒーの焙煎を始め、卒業後は高校に進むことなく、群馬県桐生市の自宅に焙煎所を兼ねたお店をオープン。
持ち前の鋭い嗅覚と味覚をいかして焙煎されたコーヒーは地元で評判を呼び、
ネットの記事がきっかけで市外からのお客さんが訪れるようになった。1週間ぶんの豆を1日で売りきるという大盛況ぶり。
焙煎への熱意と独学で身に付けた技術は、あの伝説の大坊珈琲店の大坊勝次氏も一目を置いているという。
15歳という若さで焙煎士になった岩野さんはどんな少年なんだろう?「焙煎は9時くらいから始めて。終わるのが夜の8時くらいですね。
お昼ご飯はちょっとした合間で食べるので、落ち着いて休むことはありません。」同じ焙煎士の方から「そんなに気が持たない、味が落ちちゃうよ」って言われるんですけど、そんなこともないんですよ。
楽しい仕事なのでずっとやっていられます。肉体的にもきつくないですよ。
やればやるほど新しい発見があるので本当に面白いんです。」焙煎するコーヒー豆の量は1カ月で400kg。決まった休日はない。
「毎月テーマを変えて味付けをしているんですけれど、焙煎してばかりだとテーマが思いつかなくなるので、
美術館に行ったり陶芸家の展示を見に行ったりします。行きたいところがあればふらりと行ったり。
そういう日が月に2、3日あります。」焙煎のアイデアはコーヒー以外からインスピレーションを受けたり思いついたりするという岩野さん。
休みの日も生活の中心にコーヒーがある。「焙煎自体が好きなことから始まっているので、焙煎をやっているのが一番楽しいんですよね。」
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/hiro-watanabe/18-00018
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Source: お料理速報