中国人「日本人は普段懐石料理など食べておらず、スパゲティにケチャップを和えた物を食べている」
刺身や寿司、天ぷらにすき焼きと、外国人によく知られている日本の料理の多くは、庶民が毎日のように食べているものではない。中国メディア・東方網は7日、「刺身でもなければ、懐石料理でもない 日本の庶民は普段何を食べているのか」とする記事を掲載した。
記事が最初に紹介したのは、焼き鳥だ。これは家で食べる大衆食というよりも、居酒屋で特に親しまれている大衆食である。「焼き鳥は酒のつまみとして非常に歓迎されている。
居酒屋のメニューでは、もも、皮、内臓など、さまざまな種類の焼き鳥を見ることができる」と説明した。続いては、親子丼である。こちらはグルメとしても、家庭で比較的手っ取り早く作れる料理としても高い人気を集めている。記事は「鶏肉と鶏卵がご飯に乗っているゆえに親子丼。
その香りも手伝って、ご飯が相当進む」と紹介している。また、パスタについても日本人の日常的な食事として言及。「明らかに舶来の食べ物であるが、パスタは意外にも日本人にこよなく愛されている。イタリアンレストランだけでなく、多くの一般家庭でもパスタを立派な食事として食べるのである」としている。日本におけるパスタの愛されぶりは、パスタを扱ったレストランの多さ、そして、スーパーの売り場に並ぶ乾麺やソースのバリエーションの豊かさを見れば納得することだろう。
このほか、今の時期はきっと多くの家庭で食されているであろう鍋料理や、庶民的な食べ物の代表格と言えるお好み焼き、さらに、手ごろな価格で提供するチェーン店の普及によって大衆食としての属性が増した感のある天丼を挙げて紹介した。
今や専門店が軒を連ね、本格的な味わいを楽しめるようになったパスタだが、かつては喫茶店で供される軽食というイメージが強かった。提供時間短縮のため、あらかじめ茹でてある麺を具材とともにサラダ油で炒め、ケチャップで味を付けたり、ミートソースをかけたりする。少々テカりのある、独特の食感を持つ喫茶店の「スパゲティ」。これはこれで味わい深いのだ。
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Source: お料理速報