30万年前の東アジアに生きた新種の古代人類、ホモ・ユルエンシスの存在が明らかに
ハワイ大学の人類学者によって、30万年前に東アジアで生きていた古代人類の新種が発見された。その名は『ホモ・ユルエンシス』だ。
更新世の中期から後期にかけて、東アジアで生きた旧人類で、謎の多い「デニソワ人」もこの仲間だと考えられている。
これはアジア全域の人類をテーマにした30年以上にわたる研究の成果で、この地域で共存していたさまざまな古代人類種の複雑な関係を明らかにしている。
References: Possible new ancient human species uncovered by UH scientist | University of Hawaiʻi System News
▼あわせて読みたい
・絶滅したデニソワ人がチベット高原で16万年の間、生き延びていたことが遺骨の発見で明らかに
・南米でネアンデルタール人とデニソワ人のDNAを発見。大陸最古の人類の遺伝的祖先が明らかに
・新たな初期人類か?370万年前の人型の足跡がアフリカで発見される
・新たに発見されたドラゴンマン(竜人)は現生人類に一番近い親戚である可能性
・太古のアフリカ大陸では、少なくとも3種の人類が共存していた(アフリカ)
Source: カラパイア